2011年8月27日土曜日

8/26 地域委員会の意見交換会 個人的なメモ

8/26に開かれた地域委員会の意見交換会、個人的なメモをアーカイブ。

  • 聞き間違い、勘違い等があるかもしれないので、注意。
  • 青い字は私の感想。
  • 私が関心を持った内容のみ


(地域委員)ノノヤマ氏

  • 執行の部分で上手くいかないことがあった。
  • 従来の市の施策との整合性、地域予算で購入した物品の管理等が問題。
(地域委員)ミズノ氏
  • 予算の使い方に制約が多い。
  • 既存の市補助金や地域の自主財源を巻き替えることができない。
  • 事業の発想が単発的、単年度的。継続性が保てない。
  • 実行の問題。予算執行は市長。「地域委員会が事業を行う」という意識があったが、実際は違う。
  • 地域委員会自身が事業をするわけじゃない、と思うと、尻込み。
  • 一般競争入札。6月に着手しても実施は11月。
  • 予算の策定から執行まで、地域委員会が責任をもつ形に。
  • 議論の進め方や会議運営の問題。
    論点、プログラム、工程表。
  • アンケート等、住民からの意見を活かしきれなかった。
  • とにかく時間が足りない。
  • 運営技術の習熟が必要。
(地域委員会)アダチ氏
  • 地域委員会をやってよかった。地域の知り合いが増えた。次も立候補したい。
コーディネーター
  • 論点は6つ。6は「その他
(会場)
  • 結論として住民自治にそぐわない。
  • 地域委員に聞いてみたい。出てよかったと思うか?
  • 結局担い手の問題に行き着く。
  • 地域委員より、区政会議をして欲しい。
(会場)ゴトウ氏
  • 予算案を決定する権限は市議会にもない。制度上問題。
  • 河村市長は二元代表制を否定。後教授も否定。
  • 市民は関心がない。
  • 即刻中止。
(会場)ミズタニ氏
  • すべての会議を聞いた。
  • 地域委員会には反対。
  • 区政協力委員もあるのに、なぜ?
  • マップを作るなら、他のことにお金を使って欲しい。
(会場)
  • 全住民アンケートの結果を見たか?
  • 住民が何に困っているか、本当に分かっているか?
(地域委員)ノノヤマ氏
  • 家庭に例えると、衣食住にまっさきにお金を回す。地域予算は巻き替えができない。
  • 市が補助金を出している事業にお金を出せないというジレンマ。
  • 河村市長が言う「地域のことは地域で」を思い違いしていた。
  • 法律等のシガラミでやりたいことが出来なかった
  • 大きなジレンマ、苦悩があったと推察。それを感じることなく「次も立候補したい」に強い違和感。
(会場)
  • 地域委員会自体に反対はしないが、いまこの時期にやる必要があるのか?
  • 町内会、自治会を立て直せ。
(会場)
  • 古い方の声が優先。
  • 公共投資と同じ問題を内包。
  • 不要不急の事業ばかり。
  • 寄付金でやっている事業を税金でやるようにしただけ。
(会場)スミエ氏
  • 「地域委員会は行政に口を出すな」と市からメッセージ。それなら地域委員会はいらない。
  • 防災や地震対策を自治会費でやっているところもあるのに。
(会場)
  • 地域自治の新しい仕組み。賛成。
  • 新しい仕組みなのに、古い仕組みに縛られて機能していない。
(会場)
  • 地域委員会が議論不足のままスタートしたのは問題。
(会場)
  • 田代学区では既存の町内会に働きかけをしたか?
  • 古い建物を調査して、何を得たのか?
  • 町内会が崩壊の危機にある。
(地域委員)ノノヤマ氏
  • 地域委員会は新しい仕組みなので、既存の学区連とはあえて距離をおいた。
(会場)タナカ氏
  • 田代学区は地域委員会を使いきらなかった。その理由は?
  • 地域の既存団体へお金を回したほうがいい。
  • 投票率が低すぎる。
(会場)
  • 議決機関の整備より、執行機関の整備が重要。
  • 河村市長が「それなら地域委員会でやれば良い」というので地域委員になったが、いざなってみると、制度上の問題で実施できなかった。
  • ボランティア議員。無理矢理選挙。制度に欠陥。予算案を作る議員。(書き取りきれず)
(会場)ヤマオカ氏
  • 意見交換会に市長がいない。
  • こういうところへ出てきて、みずから説明すべき。

(会場)
  • 反対意見が多いと実感した。
  • 河村たかし一人がやると言っている。
  • 不十分。煮え切らない。なぜ突っ走る?
  • こんなことに金を使うな。
(会場)
  • 地域委員会を私物化している人がいます。
(会場)
  • 意見交換会を全区でやるべき。
(会場)
  • 地域委員会の検証結果をもっと広報すべき。
(会場)スギウラ氏
  • 地域委員会の理念は素晴らしい。
  • 実態はどれも駄目。
  • 一般市民は「地域委員会ってなに?」
  • 地域委員会は、市全体に関わる要望を吸い上げられない。

(会場)モリ氏
  • 地域委員会を肯定するアンケート結果、母数は?
  • 中期戦略ビジョンを議決していないから、NG。
  • 名古屋市のHPに議事録が載っている。田代学区は意見書も出している。会場の皆さんもご覧頂きたい。
(市職員)ミズノ主管
  • 広報活動はいままでもやってきた。今後もやっていく。
  • 市全体の課題を吸い上げる仕組みは検証でも指摘された。検討中。
  • アンケートの母数は、地域住民の24.5%から回答。
メモ終わり。


  • 会場の意見は反対ばかり。現状通り実行せよという意見は皆無。
  • これだけの反対意見を聞いて、なお、現状通り実施されるなら、この意見交換会はアリバイ作りでしかない。
  • 電力会社のやらせが問題となる中、次回以降の意見交換会で賛成多数になることがあれば、信用できるか?

2011年8月26日金曜日

「おまかせ住民自治」ではなく「てづくり住民自治」を

名古屋市が導入を検討している地域委員会は、住民自らが地域委員を選挙で選びます。
地域委員の役割は、地域の課題を解決解決するための予算を配分することです。
課題を解決に導くのですから、まさに、地域のリーダーを住民自らが選ぶ仕組みと言えます。

河村市長は、このことをもって住民自治が実現すると訴えていますが、私はそれに反対します。
リーダーを選び、すべてを任せることが自治と言えるでしょうか?


仮に、真の住民自治が実現している地域があるとしましょう。

そこでは、多くの住民が自らの意志で、積極的に地域の活動に参加しています。
住民同士は、顔見知りで互いの人柄をよく知っています。
そういう地域でリーダーになれる人は、多くの住民から信頼されているはずです。

いわば、住民による互選でリーダーが選ばれるはずです。
互選は、紛れもなく選挙の一形態ですから、「地域委員会」という制度がなくても、選挙による住民自治が実現する可能性は十分にありえます。
 (もしかしたら、実存しているかもしれません)

その土台となるのは、『住民がどれほど積極的に、地域の活動に参加しているか』にかかっていると思います。
  1. 地域の活動に参加する住民を増やす
  2. 住民一人当たりの負荷が減る
  3. さらに住民の参加が増える
そんな好循環を生み出すことができれば、地域委員会など必要ないはずです。


町内会の役員が手弁当で頑張っていることを知れば、多くの人が後ろめたさを感るでしょう。
後ろめたさを感じた人の中から、地域の活動に参加する人が出てくるかもしれません。
地域の活動に参加するきっかけが、「後ろめたさ」というネガティブな感情だった、というのは寂しいことではありますが、参加しないよりマシだと思います。

では、選挙に立候補した地域委員に、後ろめたさを感じるでしょうか。
「みずから立候補して、その職に就いたのだから、すべて任せてしまえば良い」という考えを助長する心配はないでしょうか。


「選んで、任せて、文句をいう」という日本の有権者の傾向を「おまかせ民主主義」と批判する人がいます。
地域委員会は「おかませ住民自治」を助長するだけではないでしょうか。

みずから参加して、引き受ける
そんな「てづくり住民自治」こそが望まれているのではないでしょうか。

住民が地域の活動に参加する間口を広げる。
「地域の活動に参加するは当たり前」という風土を作る。

これが地域自治・住民自治を実現する王道であることは、みんな分かっている。
しかし、即効性のある手立てがない。
これこそが、地域自治・住民自治の難しいところだと思います。
(釈迦に説法ですね。)

河村市長の主張は、王道がなかなか実を結ばず、停滞していることを逆手にとってるに過ぎません。



蛇足。
手弁当で頑張る町内会の役員に対して後ろめたさを感じても、選挙に立候補した地域委員には後ろめたさを感じない、という心理を逆手にとって、「議員はボランティがいい」と主張することには強く反対します。

「議員は、みずから立候補して、その職に就いた。だから任せていい。」
日本の有権者には、そういう傾向が強いこと、それが問題であることは、すでに述べました。

町内会の役員に後ろめたさを感じることが、すべての地域住民の「地域の活動に参加するモチベーション」を高めるわけではありません。
むしろ、割りに合わない仕事と敬遠する人も出てくるでしょう。

議員のボランティア化と市民の政治参加は、分けて考えるべきです。

ボランティア議員に関する河村市長の発言には、「おまかせ民主主義」に対する批判が含まれていると感じることがあります。
市民目線とは、市民の政治参加を指した言葉でしょう。

その一方で「おまかせ住民自治」を助長する、地域委員会を推進するのは自己矛盾だと思います。

2011年8月18日木曜日

河村たかし=カルト論

「うるさい、私たちは河村さんの話を聞きたいのであって、そういった政治の話はどうでもいい!」というヤジを飛ばす河村市長の支持者の話や、河村市長が、理論的な裏付けのない条例を議会に審議させようとしているなんて新聞記事(魚拓)を読み、どんよりした気分になりました。

「河村さんの話は聞きたいが、政治の話は聞きたくない」ってことは、言い換えると、
「政治家・河村たかしに興味はない。タレント、芸人、漫談家、語り部、講釈師、説法師としての河村たかしのファンである」ってことでしょう?

「減税の手法や財源の裏付けなどを盛り込んだ条例案の具体化は進まず」ってことは、
「はなから守れそうにない約束をしようとしてる」ってことでしょう?

政治に関心がない人たちの投票で当選した市長が、できもしない約束をする。
こんなものが政治と呼べるのでしょうか?

私には、ある種のカルトに思えてなりません。


そこで、ウィキペディアで「カルト」を調べてみました。

そこには、「カルトの特徴」として、次のように書かれていました。

指導者に対する崇拝
聖人、あるいは神格に向けられるものとさして変わらない賛美。
指導者の無謬(むびゅう)性
指導者は絶対に間違いを犯さないという確信。
指導者の知識の広さ
哲学的な事柄から日常の些細なことまで、指導者の信条や口にすることはなんでも無条件に受け入れる。
説得のテクニック
新たな信徒を獲得し、現状の信仰心を補強するために、寛大なものから威圧的なものまで手段はさまざま。
秘密の計画
信仰の真の目的と計画が曖昧としている、あるいは新規入信者や一般大衆にはそれらが明確に提示されていない。
欺瞞
入信者や信徒は、その頂点に立つ指導者や集団の中枢部に関してすべてを知らされるわけではなく、また大きな混乱を招くような不備や厄介事に発展しそうな事件、あるいは状況は隠蔽されている。
金融面および性的な利用
入信者や信徒は、その金銭およびそのほかの資産を差し出すよう説得され、指導者には一人かそれ以上の信徒との性的関係が許されている。
絶対的な真理
さまざまなテーマにおいて、指導者、あるいは集団が見いだした究極の知識に対する盲信。
絶対的な道徳観
指導者、あるいは集団が確立した、組織の内外を問わず等しくあてはまる、思考および行動に関する善悪の基準への盲信。その道徳の基準にきちんと従えば、組織の一員としていられるが、そうでない者は破門されるか罰せられる。
私はこれを読んで恐ろしくなりました。

河村さんを取り巻く状況が、ぴったり符合しているように思えたからです。
私の心の声を一つひとつに符合させてみます。

指導者に対する崇拝
聖人、あるいは神格に向けられるものとさして変わらない賛美。
政策や政治的成果を政治家に求めない支持者の姿は、まさに聖人を賛美する信者そのもの。
指導者の無謬(むびゅう)性
指導者は絶対に間違いを犯さないという確信。
減税の効果に対するシミュレーション地域委員会に対する提言書で、どれだけ河村市長の誤りが指摘されようが、聞く耳を持たない。
まさに「指導者は絶対に間違いを犯さないという確信」のなせる技。
指導者の知識の広さ
哲学的な事柄から日常の些細なことまで、指導者の信条や口にすることはなんでも無条件に受け入れる。
減税も、ボランティア議員も、選挙で選ばれた委員による地域自治も、所詮河村さんの信条。
いま、この名古屋で、大した効果もないのに実現しなくてはいけない政策なのか?
説得のテクニック
新たな信徒を獲得し、現状の信仰心を補強するために、寛大なものから威圧的なものまで手段はさまざま。
市長を監視する役割を担う議会を、市長自らが先導するリコールで解散に追い込むとか、減税でバラマキをするとか。
秘密の計画
信仰の真の目的と計画が曖昧としている、あるいは新規入信者や一般大衆にはそれらが明確に提示されていない。
これって、中京都構想のことでしょう?
欺瞞
入信者や信徒は、その頂点に立つ指導者や集団の中枢部に関してすべてを知らされるわけではなく、また大きな混乱を招くような不備や厄介事に発展しそうな事件、あるいは状況は隠蔽されている。
日立から請求されてる5億円、里山開発業者から訴えられてる5億円、減税の財源、中期戦略ビジョン、中京都構想(名古屋市の解体)…。
あと、減税日本の中枢部って謎ですよね。
金融面および性的な利用
入信者や信徒は、その金銭およびそのほかの資産を差し出すよう説得され、指導者には一人かそれ以上の信徒との性的関係が許されている。
「減税日本の公認が欲しければ、年収の半分を放棄しろ。党費も払え。」
絶対的な真理
さまざまなテーマにおいて、指導者、あるいは集団が見いだした究極の知識に対する盲信。
「減税すれば、無駄が減る」
「減税すれば、寄付の文化が根付く」
「地域委員会は、地域の様々な問題を解決する」
全部盲信。
絶対的な道徳観
指導者、あるいは集団が確立した、組織の内外を問わず等しくあてはまる、思考および行動に関する善悪の基準への盲信。その道徳の基準にきちんと従えば、組織の一員としていられるが、そうでない者は破門されるか罰せられる。
河村さんには、優秀なブレーンがたくさんいたけど、みんな離れていったのはなぜ?
知識レベルが高い人にとって、自分のアドバイスを無視し続けるって、侮辱的。
これって、ある種の罰だよね?

河村市長とその支持者がカルトだとすると、論理的な話し合いによって合意することは不可能かもしれない。
そう考えると、本当にどんよりした気分になります。